2018年8月7日(Tue)
夏の渓。

雨が少ないと渓は水深も浅く、川幅も狭くなり、いわゆる「瀬」が増える。梅雨入り前の初夏の頃からは「山女魚は瀬を釣れ」なる格言通り、瀬を狙うシチュエーションが増える d(-。-;) ぃゃ、アマゴじゃけどね...
県の規則で「リリース」を義務付けられる体長15cm未満のミノーサイズ、通称「ちびーズ」(笑)たちの体高はせいぜい2~3cmなので、活性が高けりゃあ、水深が5cmにも満たん「チャラ瀬」でも元気よく果敢にアタックしてくるし、当然、体長20cmを優に越える良型魚も瀬に獲物を追い込んでから水面へ突き上げるような攻撃を仕掛けてくる。岩魚であれば、それこそ立ち位置、爪先の岩陰からルアーに襲い掛かってくることもあるしね。
夏の渓流はピックアップするまで気が抜けないのだ。
逃げるルアーにアタックして反転。その際にしっかりフッキングすれば白く輝く躯体が鮮やかに水中に映える。
この瞬間・・・・渓魚がルアーに襲い掛かり反転する、フッキングが決まればラインにテンションが掛かりロッドティップが鋭く反応する。手元に伝わる魚信・・・・この時が最もエキサイティングな瞬間なのよね~ ♥
ルアーを追尾してアタックして来ればアワセをくれてやることも可能るけれど、その前に「ぷぃッ」と反転して去って行ったり、フッキングしたとしても掛かりが浅ければ即バラシに繋がる。
たいていの場合・・・・バラシはともかく(苦笑)・・・・それで「見切られ」とることが多い。
高活性であればルアーに纏わりつくように、中には数回もアタックしてくるヤツも居るけど、たいていの場合「ひと流し」で終了する(苦笑) 特にスピナーはね (^。^;)
そりゃまぁ、チェイシングされる前に魚影を視認できりゃぁ、しつこく同じルートを流すこともあるけど、一度見切られたら二度目は皆無いことが多い。もう「この時間」に「この場所」では釣れんことの方が断然多いのだ。とっとと別のポイントを攻めた方が賢明である。この釣りは「潔さ」も肝要なのだよ d( ̄ー ̄)
型の良ぇヤツはそれなりに百戦錬磨の手練れの強者なんじゃけ、こっちの誘惑にそうそう簡単には乗って来ん (^_^;)
ほぼ一定なんじゃろぅけど安定はしとらん水流の中、で、流下してくるベイトが最も頻繁に目の前を通る、かつ、身を隠すのに適した場所に、そのポイントの主は棲息るはずなので(経験上)その鼻っ面に如何にしてリグを流し込むか、にすべては掛かっとるんよね(と、思ぅとる)。
同じルアーを同じラインに通してもルアーのアクションは異なる。
ルアーを流下してくる「ベイト(餌)」として襲い掛かって来るんか、「異物」に対する威嚇として攻撃しよるんか、は、わしには判断つかんけど、ルアーにフッキングさせるには眉唾モンのアクションを加えるよりはタダ巻きの方が確率が高いじゃないんか?とも思う。引き抵抗や水流を受けて発動する、ルアーが本来持っとる動き。
近年はミノーをトゥイッチングしながらリトリーブする釣りが流行っとるそうで
渓流ではヘビーシンキングミノーのトゥイッチングの釣りが流行っていますが「あんなのは高単価なルアーをロストさせて儲けたい釣具メーカーの策略さ」という陰謀説を念じながら、スプーンとスピナーをくりくり巻いてます。
このサイトに掲載っとるこの文言には、マジで激しく同意する(笑)
魚の形を模した「いかにも」的なプラグ系よりも、単なる金属片やら、くるくる回るブレードを持つトリッキーなルアーで掛ける方が「やったったで v( ̄∇ ̄)v」的な達成感を満してくれるんよね~♪
以上、個人的な意見でした m(_"_)m
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