2014年5月23日(Fri)
「スピナー」についての私感。

「スピナーベイト」に非ず。「スピナー」である。
わしが渓流で最も頻繁に使用するルアーがスピナーなのだ。
何故、スピナーなのか?
それは釣りを始めて最初にヒットさせたルアーがスピナーだから (^。^;) ・・・だったか?
生来「新しモノ好き」なので、いわゆる「渓流ミノーイング」が流行り始めた頃は「これからはミノー ( ̄^ ̄)」じゃことの思うたけど、度重なるロストの結果(苦笑)コストパフォーマンスの悪さに辟易した(^。^;)
・・・・100%そういう理由ではないが ( ̄∇ ̄;) 対費用効果が薄かったのは事実 d(-。-)
スピナーを使い続けよる理由としてまず挙げられるのはその価格ですな。
わしの愛用スピナーは1個50円(税抜)の「MADE IN TAIWAN(たぶん)」じゃもんね v(^o^)v
・・・・・チームダイソーも真っ青 (^。^;) な1個50円(税抜)
ワゴンセールでもない(苦笑)
釣具屋のルアーコーナーの一角・・・と言うのもおこがましいくらいの(苦笑)「ほぼ床上ぢゃないんか? (・_・;) 」みたいな場所に、段ボールに無造作に入れられているアレだ。
当然、ブランド名は無い。っちゅーか、記載されとらん。
さらに d(-_-;)
トレブルフックの3本の鈎先が3本とも鋭いのは極めて稀で、下手したらバーブ部分の鈎軸とバーブを含めた太さと同じ径で「鈍る」どころの言葉じゃあ表現できんほど、メッキかバリなのか、もはや判別できんくらい鈎先まで肉が盛られとるのも事実、存在するのだ d(-。-;)
ま。標準装備されているフックなんざ、この際どーでも良ぇワケで。
それよりももっと深刻なのは d(-_-;) ここ数年、何軒かの釣具屋から姿を消しつつあること。
もはや絶滅危惧種に指定したいくらいじゃけ (-。-;)
この希少種が絶滅してしもたら、わしの渓流フィッシングライフの存続も危ぶまれること必定
がー( ̄□ ̄;)ーん
もちろん d(-.-) 釣具屋さんのルアーコーナーには「スピナー」は今でもちゃあぁぁぁんと存在しとる。
じゃが、やっぱり、ミノーやスプーンに比べて圧倒的に品揃えが悪りぃんよ。百歩譲っても「良い」とは全然言えん。
ほいで d(-.-)
同じスピナーと言えども値段の桁が一個多いのよねぇ(苦笑)
・・・・そ、そりゃまぁ (^。^;) 1個50円(税抜)のチープなスピナーで幾度となく渓魚を仕留めてきたわしのことじゃけ、店頭に並ぶ・・・普通に陳列されとるどのルアーでさえも、まさに劣悪なコストパフォーマンスの権化にしか目に映らんよぅになっとるワケで(重症)
・・・ ( ̄-  ̄) ん~ ・・・・
閑話休題 d(-。-;)
スピナーはスプーンやミノーに比べて物量的にも圧倒的に少数派である ( -_-)b
・・・・・・ う~む ・・・ (-_-)ゞ
確かに他のルアーに比べて、釣趣に欠けるのは否めんね (^。^;)
スピナーは、いわゆる「タダ巻き」が基本 d(-_-)
「ストップ&ゴー」でもスプーンみたく「ヒラ打ち」はせんし、ミノーのようにトゥィッチングとか細かなロッドアクションは付けづらい。
さらにブレードが回転することによって、ボディ全体もくるくる回ってしまう。
・・・ってぇことは d(-。-;) リトリーブの度にラインに「撚れ」が発生することになり、トラブルの可能性が高い (T。T)
それに、このスピナーたる所以であるブレードの所為で、キャスティング時の空気抵抗は多ぃい。
水中同様、空気抵抗でもブレードは回転するし (-_-;)
それは飛距離に思いっきり影響するに違いない
っちゅ~か、確かにかっ飛ぶ雰囲気はない (-_-;)
じゃが、飛距離はともかく d(^。^;) ブレードとクレビスのセッティング次第じゃあ、ショートレンジの短距離勝負でもぶんぶん回って渓魚へのアピール度は抜群なんよねぇ(・・・の、はず)。
着水直後の立ち上がりの良ぇ「インラインブレード」っちゅ~んもあるし d(^o^)b
・・・・・って言うか。
右投げ右巻きのわしにとっちゃあ、着水直後のリトリーブはそもそも難しいんよ d(-_-;)
キャストした後、ロッドを左手に持ち替えて、リールハンドルを右手で巻きラインスラックを回収するまでに、少なくとも1~2秒は必要。
この「たかが1~2秒、されど1~2秒」
着水直後に何度もバイトされたことがあるけぇ、この瞬間が非常に大事なことは理解できてる。
ま。
けれど、だ。
ロッドティップと、リールハンドルの両方でアタリを感じとるっちゅ~ん?
そのスタイルをン十年続けとるんじゃけぇね (^-^;) 今更右投げ左巻きに転向するってのが面倒なのよねぇ (^。^;) 理解っちゃいるけど。
逆に d(-。-;)
ロッドを持ち帰るこの1~2秒の「間」を作り出すことが、流れの中にルアーを馴染ませることにも繋がっとる・・・・とは言えまいか? (^-^;) とか言ってみた(笑)
そういうことにしとこ(笑)
水深の無い瀬から段差のある落ち込みに至るまでのバラエティに富んだフィールドを、ポイント(点)ではなく、ラインが描く「一本の線」でガンガン攻めるには、ルアーのロストを恐れててはダメなのだ。
写真のスピナーはそんな邪念など一切抱くことなく攻め上げた結果、キズだらけになったモノ。
ブレードに残るキズは痛々しさではなく、勲章なのだよ ( ̄ー ̄)
まだまだ攻め続けるでぇぇ (^ー^)v
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。