2017年4月21日(Fri)
瀬戸内春イカ。

いわゆる春イカシーズンはちょうど渓流シーズンの開幕とバッティングするけぇ、これまで避けてきた感満載なんじゃけど、昨年の
秋イカの好調さに乗じて夜に攻めることを考えたら、春イカもしっかりターゲットになるじゃん v( ̄∇ ̄)v 的な。
秋イカでちょっと良ぇ釣果を挙げたけぇっちゅぅて、かなり入れ込んどる わし σ(^。^;) ですおはこんばんちは。
てなワケで、理論武装よろしく外堀を埋めるためにいろいろググってみたら、意外なことが判明したので備忘録的な意味でもここに書いとくことにした。
わし σ(^。^;) のホームグラウンドである瀬戸内海は、春先の海水温上昇がいわゆる
外海とは違ぉてずいぶん鈍いけぇ、早い年でも5月中旬くらいから県東部で春イカ釣果がちらほら聞こえて来る程度。
冷たい日本海よりも瀬戸内海の方が温かいじゃろ d(・ω・) っちゅぅ、漠然としたイメージしか持っとらんかったんじゃけど、春イカは日本海側の方が思いっきり開幕が早いという事実が発覚 (」゜ロ゜)」 なんと
黒潮の傍流による温暖海水塊が豊後水道からじわじわ北上するのを待つしかない瀬戸内よりも、対馬海流が直接影響する山陰側が早く高水温になるのは自明の理と言われりゃぁそうなんよね(苦笑)
広島市水産振興センターのサイトに「広島湾の水温・塩分濃度」のデータが記載っとるんじゃけど、いわゆる
春の広島湾の表層海水温は思っとったよりもかなり低いことが判明かった。
そもそも海水温ってのは、気温の上昇に比例して上がって来るんじゃろ?的なイメージしか持っとらんかったけぇ、この結果はまさに
目から鱗
青天の霹靂くらいの衝撃波を食らった感じ (+。+;) こうかはばつぐんだ
なんのこたぁない (・ε・) ぶーぶー
冷たい日本海よりも
くっそさっぶい瀬戸内海
じゃったってことじゃ (^。^;) イメージはコワい
確かに、4月5月・・・と暦が進むにつれて、表層海水温は確実に上昇傾向にあるのはグラフから見て取れるんじゃが、問題は10mくらいの中層域の海水温なんよね。
2016年の観測データをみると、春イカが産卵活動を始めると言われる
16度は4月下旬、最も活性が上がると言われとる
18度では、表層域じゃと5月早々には突破しとるんじゃけど、中層域じゃぁ6月中旬になって18度をようやく越えとるって感じ。16度にしても中層域は5月下旬から6月上旬にならんと安定せんみたい。
この結果を踏まえると、瀬戸内の春イカ釣果が5月下旬あたりからじゃないとネット上でもヒットせんのんも理解できるわ。
ま。6月入ってからじゃねぇ。
入梅のあたりからが本格的なシーズンになるんじゃないんか?
こりゃやっぱり、思いっきり梅雨のシーズンじゃわね (^_^;)
春イカじゃのぅて
梅雨イカになるんじゃけど
例年7月20日前後くらいまでは梅雨なんじゃけぇ、マジで梅雨真っ只中が瀬戸内春イカのハイシーズンってことなんじゃろうのぅ(苦笑)
ほいじゃが梅雨時の長雨になると表層海水温も下がっちまうし塩分濃度も低ぅなるんじゃろぅし、それでのぅても釣り辛ぉて個体数の少ない(じゃろぅ)春イカなのに、さらにコンディション的にも難しくなるっちゅぅことよね
( ̄ェ  ̄;) むー
なので、結論としては、休日の多いGWあたりじゃぁ、瀬戸内サイドではまだまだ時期尚早 d(-。-;)
アオリイカを狙うんじゃったら、その時季は日本海側へ釣行くんが賢い選択じゃってことよ。
ちなみに、コウイカが狙えるじゃろぅ
14度でも、例年GW期間中はなかなか微妙な雰囲気 (^_^;)
5月中旬以降じゃったら確実に
14度は超えてくるじゃろぅけぇその頃まで待つんが得策じゃろぅね。
海水温のサイトとにらめっこじゃのう(笑)
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